防災デザイナー 福岡市南区 認知症対応グループホーム

9月12日(火)2ユニットのグループホームにてBCP計画に準じた避難場所・経路の確認を町内会長と自主防災会の役員の方を交え検証いたしました。

地域のボランティアに応援をお願いすると言っても何をお願いされるのか、地域連携と言っても施設が避難訓練などもいつ行っているのか知らないなど、基本的なことが話し合われていないことが、わかりましたので、避難訓練時にあわせて話し合いの場を設けました。

施設は災害時の対応が難しい夜間帯などの支援のお願い、地域は在宅の認知症の方を受け入れてくれるのか、受け入れてくれる時の備蓄食などの在庫を自主防災会が負担することが出来るか、具体的な内容を話し合い、まずは施設の防災訓練は地域と一緒に行うことを手始めに行うことになりました。

災害対策について具現的に地域と施設が話し合う機会が出来るのも、BCP策定が法的義務化されたおかげではないか、今後ますますwin、winの環境作りが持続するよう防災デザイナーは働きかけます。