防災デザイナー 福岡市早良区 認知症対応グループホーム、小規模多機能ホーム

2023年9月8日(金)2ユニットタイプのグループホームと小規模多機能ホームの職員にBCP策定の意義と災害対応の基本的な考え方を共有する打ち合わせ会をいたしました。

職員になぜBCP策定が必要なのか、その対策と実効性はあるのか、夜勤時に大地震が発生したらどうしたら良いのか、など多くの不安がある中で誰のためにBCP計画書が必要か腹に落ちるよう説明をいたしました。

まずは、災害から身を守るためには、職員自分自身の命と自分の家族の安全を守ることが大切であり、安心して働く(入居者を助ける)には日ごろからの考え方、行動をどうするのか一人ひとりが真剣に考える時間が必要であり「自助」が出来て人を助ける「共助」が出来ることを伝えました。

考え方、行動が定まればあとは今いる場所(職場)の環境を知り、応援など協力してもらう具体的な内容を把握することで、臨機応変な対応行動ができることを一緒に質疑応答を交え話し合いました。

上司(行政)から言われたからするのではなく、「自分自身と自分の家族」、そして「入居者・利用者様」を助けることが使命であることを理解してこのBCP(事業継続計画書)の策定意義を考える時間を共有しました。